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トータルボディサポート シン
小田急線本厚木駅前のスポーツマッサージ、整体、カイロプラクティック。 整体師であり元選手の立場から見たサイクリスト専門コースとしての
"BIKE FIT" も行う、Total Body Support sin オフィシャルブログ。
自転車のトレーニングから日々の出来事の記録。

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臨時休業をさせて頂いて、湘南ベルマーレチームに帯同し、北海道に行ってきました。

湘南ベルマーレとしてツールド北海道に参加するのは3回目。

国内の3大ステージレースの一つであり、国内唯一のラインレースです。

このグレードのレースになると、選手の他、サポートスタッフが必要になります。

選手5人、スタッフ3名、応援多数wで北海道入りしました。

初日はほぼ平坦が無い、 180キロの最もハードなステージです。

雨の中スタートしましたが、スタート直後から晴れる予想外の展開。

各チーム雨対策で、ホットオイルなどを塗って選手を送り出しましたが、これが裏目に…。

走りながらグローブなどで、オイルを拭い取っていたそうです。

この季節の北海道は晴れれば暑いですが、雨が降るとに冷える難しいコンディション。

今回ベルマーレチームは、特別にブレンドしたアップオイルを使用しました。

レースは予想通りサバイバルな展開となり、本当に強い者だけが集団に残る展開となりました。

序盤に若手2人が遅れ、エースである原選手が補給トラブルで遅れる。

経験豊富な辻選手と、最近メキメキと力をつけてきた頓所選手集団で粘ります。

後半海外有力選手がペースを上げる中、頓所選手が最後まで粘りメイングループでゴール。

辻選手もしっかりと最後まで走りきりました。



翌日に備え、クールダウン中の両選手。

初日から3名を欠く厳しい状態となりましたが、力がある頓所選手と、経験豊富な辻選手のサポートで最後まで戦うことになりました。



フィードゾーン


逃げる清水選手


ホットスポット



2日目は山を越え海岸線を往復する約140キロのコース。

今何かと話題の、泊原子力発電所のすぐ横を通りました。

2日目は初日と比べ気温も低く、朝から雨が降り続きました。



2日目の作戦は、頓所選手を先頭グループでゴールまで送り届ける事。

辻選手はそのバックアップにまわります。

ゴール手前20kmから強烈な登りが始まり、ここでどこまで先頭集団で粘れるかが、総合順位分けるカギとなります。



レースは海外勢を含む逃げ集団を容認し、リーダーを抱えるニッポンが集団をコントロールする展開。

先日の疲れもあり、集団のペースは落ち着いているが、こういった展開の場合レース終盤でのペースアップが激しくなる。

途中トンネル内で、レースリーダーを含む30人以上の大落車が発生。

ベルマーレの選手も巻き込まれるが、集団がリーダを待ったため、無事集団に復帰。

予想通り終盤の激しいペースアップにより集団は崩壊。

逃げ集団をメイン集団からアンカーの外国勢二名が追い上げ、コール前でかわすという驚異の走りでアンカーがワンツー。

落車に巻き込まれた頓所選手も、最後まで粘り、メイングループでゴール。

総合順位を25位から24位に1つあげました。




ゴール直後の頓所選手

辻選手も頓所選手のサポートをしながらしっかりと完走。

やるべき仕事をこなしながら、しっかりと自分も走り切る。今回の辻選手の働きに頓所選手は助けられたはずです。

ゴール後に分かったことですが、頓所選手の自転車は落車の衝撃でハンドルが折れていました。

頓所選手自身もダメージを受け、おそらく肋骨が折れている模様。

テーピングや身体のケアで次の日に備えました。

壊れたマシンは、仙波メカが夜遅くまでかけ修理しました。



選手とスタッフのチームワークでレースは進んでいくのです。

最終日はニセコから小樽へ向かう110キロ。

今大会最も短い距離となりますが、台風の影響で、冷たい雨が降り続く中でのレースとなりました。

コースマップはゴール前の30キロが緩い登りという表示になっていますが、高低表だけで判断できないのがツールド北海道の難しいところです。

実際のコースは、かなりの勾配で20キロ近く登り続けるという厳しいものでした。

逆転を狙う各チームの攻撃もあり非常に厳しい終盤となった中、頓所選手は最後まで粘り上位でゴール。

総合順位を24位から18位に上げました。

数字だけ見ると大したことないように感じますが、優勝争い以外の部分でも激しくレースは戦っているのです。

積極的なレースとは言えませんでしたが、厳しいレースの中で粘りを見せ、日本人7位と言う成績は立派なものだと思います。

今回は頓所選手をエースに、辻選手がアシストにまわる作戦の中、両選手とも自分の仕事をきっちりこなした、良いレースになったと思います。

今回の経験をもとに、大きく羽ばたくチームとなることを期待します。



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プロフィール
HN:
sinいんちょー
性別:
男性
自己紹介:
Total Body Support sin代表。

全国カイロプラクティック師会公認カイロプラクター

整体師

ほぐし療法士

ベルギーNAQI社
スポーツマッサージセミナー 修了

日本体育協会公認 自転車競技指導員

日本マウンテンバイク協会公認
MTBインストラクター

(米)BIKE FIT社 フィッティングセミナー修了
プロバイクフィッター

相模原市教育施設「ビレッジ若あゆ」MTB活動外部指導員

湘南ベルマーレ・ロードレーシングチーム
ボディーセラピスト・マッサー兼トレーニングコーチ

イノアック・ビークス、セレーノ・ヤマダレーシングで実業団シリーズを転戦。元自転車選手。

MTB,ロード、シクロクロスと多くのレースを経験。

その昔は強豪ホビーレーサーなんて言われた事も・・・。

現在、健康な生活と自転車の安全な楽しみ方を広めるべく活動中!

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