Jシリーズ第４戦富士見

７月１５日に富士見パノラマスキー場で行われた、マウンテンバイクJシリーズに行ってきました。

今回は当院のサポート選手でもある山本和弘選手（以降カズ）のサポートを兼ねての観戦です。

前日から一緒に行動して、カズが最高のパフォーマンス発揮出来るようにしなくてはいけません。

責任重大！

それと同時にマウンテンバイクXCO競技で国内最強選手が、どのようにレースに臨んでいるのかを見る良い機会でした。

自転車に限らない事ですが、競技はレースのみならずレースまでの準備で結果が決まってきます。

練習、セッティング、体調管理、モチベージョン・・・どれかが欠けても勝つことは出来ない。

今回はそれを強く感じました。前日からレースは始まっている。

普段は穏やかで、人当たりの良いカズですが、レースは違う。

悪い意味じゃ無いですが、レースに勝つことに全て集中している。

そのために必要なことは、遠慮なく言ってきます。

自分のペースをしっかり保って、最善の準備をする。

当たり前な事だけど、こういう切り替えって意外と難しい。

身体のケアは何時から受けたい。当日は何時に会場入りするので、その前にして欲しいことがある。

こういった必要な指示をしっかり出せる。

勉強になるな～。

詳しいレポートはカズのブログで見てもらうとして、外から見て感じたことを。

今回のレースもライバルであるメリダチームの斉藤選手との一騎打ちだった。

この二人にフィジカル的な差は殆ど無いと思う。

技術的な得手不得手の差はあっても、ライダーとしての力量はほぼ互角。

結果を分けたのは、勝つイメージだと思う。

今年の全日本、前戦ニセコ、そして今回、共に斉藤選手との一騎打ち。

全てカズが競り勝っている。

勝てるイメージを持てるカズ。勝つために努力をしているが、実際に勝ってない斉藤選手。

この僅かな差が結果となるのではないかな。

競技は本当にメンタルが重要だと思うレースだった。

カズも本当に苦しかったと言っていた。相手の心をいかにして折るか。

本当に粘り強い斉藤選手。この二人の対決は素晴らしかった。

自分はカズのサポートだし、彼に勝ってほしいので、最終ラップに先行していた斉藤選手が転んだ瞬間思わず「よし！」って言っちゃったけど・・・ごめんね、斉藤選手。

今後も２人の熱い対決を楽しみにしています。

以下写真。



いつも陽気なライズライドのU-1店長。今回はクラッシュしたとかで、痛々しかったけど大丈夫かな？





若手のホープ。プロライドの前田公平君。高校生ながら華麗なテクニックと勢いのある走りで観客を沸かせてくれました！今回は１２位と今一歩でしたが、まだまだ発展途上！今後の成長に期待大です！



オリンピック出場が決まった片山梨絵選手。圧倒的は走りで優勝。全てにおいてレベルが違う。

現在、最強の女子選手。



レース序盤でカズと斉藤選手が他を圧倒。２人で後続を引き離す！



ゴール直前、斉藤選手を振り切りラストスパート！



ゴール直後！

トータルボディサポートシン